AttnGAN:あなたもカンタンに作れる「AI自動生成画像」でこの秋【絵画芸術】たのしんでみては?

AttnGAN:あなたもカンタンに作れる「AI自動生成画像」でこの秋【絵画芸術】たのしんでみては?


芸術の秋をAIとたのしんでみよう

人工知能が生み出す芸術とは・・・?

少しずつ日中の気温も低くなり、秋の足音が聞こえてくる今日このごろ。

秋といえば、芸術の秋。

ゆっくりと、美術館で絵画を眺めるのにふさわしい季節である。

ちなみに、上の絵画は「落穂拾い(おちぼひろい)」1858年フランスの画家ジャン・フランソワ・ミレーによって描かれた油彩作品だ。



さて、そんな絵画の世界に、人工知能・AIもたびたび顔を突っ込んでくる昨今。

新たなAI技術が、芸術の領域に足を踏み入れた。

当ブログでも、以下の記事にて取り上げたことのある「GAN=敵対的生成ネットワーク」

「生成ネットワーク」と「識別ネットワーク」という2つのネットワークが切磋琢磨し合い、次々と新たな作品を生み出すことが可能な人工知能「GAN」

この技術を使って、ユーザーが参加可能なユニークなサイトが登場した。

AttnGANに触れてみよう

サイト製作は「NYU」の研究者

ひとまず海外の大学を紹介するときは、何気にその大学のチアリーダー部の画像を貼り付ける当ブログ。

この「ムラサキ」をイメージカラーとした、3rd street saintsのような大学の名前は「NYU」

NYUこと、アメリカ合衆国「ニューヨーク大学」の研究者「Cris Valenzuela(クリス・バレンズエラ)」は、敵対性生成ネットワークの一種であるAttanGANを使用した「人工知能・AIに入力したテキストに対応した絵画を生成させるサイト」を開設した。

Write Something・・・(なんか書きやがれ)

「Write Something・・・(なんか書きやがれ)」とだけ書かれたそのサイトで、言われた通り、なにか書きこんでやると、その文章や言葉を元に人工知能・AIが右の白い枠のなかに絵画を生成してくれる。

ものは試しで、先ほど紹介したミレーの絵画「落穂拾い」を、タイトルそのまま書きやがってみよう。

と、ちなみに英語圏のサイトなので、入力は英語が好ましい。

さて、AttnGANは、どのような絵画を生成してくれるのだろうか・・・?

・・・なんか・・・出た・・・

正直、なにが描かれているのか、まったくわからない、シュールレアリズム的であり、前衛的な絵画である。

上の画像では小さすぎてわかりづらいと思われるので、同じ画像幅でミレーの落穂拾いとAttnGANの落穂拾いを並べてみよう。

なんとも色合い的には似ている感じがする。

画像内に使用されている色の種類はかなり近いものがあるのではないだろうか?

だが・・・いかんせん、AttnGANの絵はなにがどうなってるのやらサッパリわからない。

わからないのだが、じっと眺め続けていると、ふとした瞬間、

「!?」

と、なにかが見えた気がする不思議な絵である。

芸術的な観点から見たら、なかなか趣きのあるものなのではないだろうか?

絵画は額縁に入ってこそなので、ひとまずそういった画像も作ってみた。

クラシックの名曲、モデスト・ムソルグスキー作曲「展覧会の絵」を重ねれば、たいていの絵はそれなりに見えるようになってしまうから不思議だ。

是非とも、下のYouTubeのリンクから音楽を再生しながら、上の画像を眺めてみてほしい。

芸術の秋・・・たのしめたりしてるだろうか??

AttanGANのアルゴリズム

敵対的生成ネットワークとは?

以前の記事でも紹介したように「GAN=敵対的生成ネットワーク」とは、クリエーターと審査員が対となった人工知能と考えるとわかりやすい。

クリエーターである「生成ネットワーク」は審査員である「識別ネットワーク」が納得するであろうものを作り出す。

今回の「落穂拾い」についても「Picking up a burn」というテキストデータから、クリエーターがそれに見合う情報を収集し、審査員が納得してくれると思われる画像を生成した。

審査員はひとまず「オッケー! よくできたね」と、賛辞の言葉を投げかけるが、同時に「次はもっと『落ち穂拾い』なやつをよろしくね!」と、クリエーターに発破をかける。

それなので、再度「落穂拾い」をリクエストしてみると。

と、一生懸命審査員に納得して合格をもらおうと、クリエーターである「生成ネットワーク」は、先ほどとは全く違った画像を生成してくるのだ。

作品を無尽蔵に作り出せるGAN

GAN=敵対性生成ネットワークの最大のウリは「無尽蔵に作品を作り出せる」ことである。

「生成ネットワーク」と「識別ネットワーク」のタッグは、1度たりとも同じ作品を作ることなく「更に素晴らしい物」を作り上げようとトライし続ける。

人間は、その無尽蔵に作り上げられた作品の中から、感覚とマッチングしたものをピックアップすればよいのだ。

まだ、言葉から画像を作り上げるということには不慣れな状態だが、GANの技術は音楽の作曲や、テキストデータの製作にも用いられようとしている。

収穫か? 落ち穂を拾うか?

最後に、当ブログのタイトル「人工知能ムスメは独身男の夢を見るか?」のテキストを、AttanGANに画像生成してもらった。

“Do an AI girls of a Single man dream ?”

まあ、またしてもだが「サッパリわからない」画像が仕上がってきた。

タイトルを入れてみたら、それっぽくなるだろうと思い、やってみたが・・・どうだろう?

だが、これもまたAttanGANが作り上げる「無尽蔵」のうちのほんののひとつに過ぎない。

何万、何億という完成品のなかには「わけのわかる」キチンとした絵画作品が存在する可能性もあるだろう。



今回、アイキャッチ画像に取り上げたミレーの「落穂拾い」

このテーマにこの画像を使用したのには、それなりの意味がある。

芸術を嗜む人なら、すでにニヤけながら文章を読んでいるのだろう。

※AttnGANのサイトはコチラから↓

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