トヨタ自動車:タイムズ24と業務提携「AIのための運転データを収集」

トヨタ自動車:タイムズ24と業務提携「AIのための運転データを収集」


トヨタ自動車、AI事業のあたらな試み

最大手自動車メーカーのあらたな試み

国内企業の中で、トヨタ自動車ほど、人工知能(AI)技術において、挑戦的な企業はない。

世界的にも、トヨタの進めるクルマ事業へのAI導入については注目されており、当ブログの2018年3月15日の記事、

トヨタ自動車:【AI】人工知能によるタクシー配車システムを開発

において紹介した、人工知能によるタクシー配車システムは、ニューヨークやドバイといった世界的な都市で、活用される見込みだ。



パーク24と業務提携

トヨタ自動車は、このたび「パーク24株式会社」と業務提携を結んだ。

パーク24といえば、言わずと知れた「タイムズ24」こと、駐車場運営の最大手企業。

パーク24は、駐車場運営と平行して、モビリティ事業として「レンタカーサービス」や「カーシェアリングサービス」を運営している。

今回、トヨタはパーク24の運営する、カーシェアリングサービス「タイムズカープラス」に着目した。

タイムズ24の駐車場に駐車してある専用のクルマを、15分単位で必要な時間だけ利用できるタイムズカープラス。

レンタカーと違い「利用した時間」だけ、料金が発生するのがカーシェアリングの特徴。

また、利用代金にガソリン代も含まれているので、返却時にガソリン給油も不要。

なによりも、レンタカーのように、営業所での書類のやりとりや、出発前後の点検など、わずらわしい時間がないのもカーシェアリング「タイムズカープラス」の特徴といえよう。

目的は「運転データの収集」

収集するデータの種類

トヨタ自動車は、パーク24株式会社と業務提携をすることで、タイムズカープラスでカーシェアリングされる車両に、トヨタ製の通信機器を積載。

GPSによるルート情報や、速度の加減速情報。更には、ドライブレコーダーによる映像などを収集していく。

尚、これに該当する車種は下の写真にあるトヨタ自動車のSUV車「CーHR」

個人的に好きなクルマだが、もっと他にほしいクルマがあるので買わないでおいている。

未来的なデザインと、バットマン的なデザインがカッチョいい。

収集されたデータはAIが分析

収集されたデータは、人工知能(AI)が分析し、カーシェアのサービス向上と、効率的な運転につなげる。

画期的なことは、急発進や乱暴な運転をしているユーザーに対しては、警告が発せられるということだ。

タイムズカープラスを利用する場合は、専用の個人カードや、スマホなどの個人端末が紐付けされているので、あまりにも乱暴な運転を続けるようなユーザーは、利用禁止になったりする可能性もある。

が、このようなシステムは、昨今問題になっている、煽り運転からの追突事故などの抑止に繋がると考えられる。

また、運行データからクルマの異常も感知。

故障につながる前の、事前点検作業が効率的に行われるようになり、ドライバーも安心だ。

データ収集の目的は?

トヨタ自動車は、2018年内にも、自社においてカーシェア事業に乗り出す予定。

東京都の都心においては、鉄道路線、バス路線が、ほぼ全域に網羅されていることや、駐車場代の高騰により、マイカーをもつ需要が減ってきている。



しかし、必ずしもクルマが必要ではないわけで、マイカーのように気軽に、且つ安価に利用できる、タイムズカープラスのようなカーシェアリングサービスは、東京都心に住む人々にとっては、たいへんありがたいサービスだ。

日本国内企業で、いちばん人工知能(AI)に挑戦的な企業であるトヨタ自動車。

次は、どのような挑戦をはじめるのか? 期待である。

トップページに戻る