富士通:素直にスマートスピーカーを出せない家電メーカーの切り札はAI「ふくまろ」

富士通:素直にスマートスピーカーを出せない家電メーカーの切り札はAI「ふくまろ」

富士通「ふくまろ」に運命を託す

2017年から始まったスマートスピーカーブームにより、痛手を食らったパソコン業界。

2018年は、年始からパソコン・・・それも、デスクトップパソコンの復権をかけて、富士通が動き出す。

その命運は、一匹の人工知能ふくろう「ふくまろ」に託された。

その名は「ふくまろ」

富士通グループは2018年1月に、家庭用デスクトップパソコン「FMVシリーズ」の新型として「ESPROMO FH90/B3」などを発売した。

日本人向けのキラーワードである「プレミアム」を冠した「プレミアムパソコン」として発売されたこのマシン。

見てるとなんだか「むずむず」してくる、ディスプレイ一体型デスクトップパソコンのウリは、

・27型液晶ディスプレイ

・ハイレゾ対応高音質スピーカー

・スタイリッシュなマウス

・HDDレコーダーと同等以上のテレビ番組録画機能

などであるが、最大のウリは「AIアシスタント」を標準装備していること。

いわゆるチャットボット型AIで、その名は「ふくまろ」

フクロウとダルマがフュージョンしたような、ポケモンっぽいキャラクターである。

名前に「まろ(麻呂)」とつくということは、雅なフクロウなのだろうか?

語尾に「〜でおじゃる」とかつけるのだろうか?

※調べた結果、語尾は「〜まろ」であった。

スマートスピーカーに対抗

ふくまろの凄さは、他社のスマートスピーカー同様、音声での音楽再生や、天気予報だけではない。

テレビ番組録画のできるパソコンだからこそ出来る、音声による録画番組の再生が可能だ。

また、別売りのIRコマンダーとSkypeを組み合わせることで、家電の操作も可能。

デスクトップパソコンという「移動に不便」というデメリットこそあるが、それを補うだけのスマートスピーカーとしての機能を持ち併せている。

尚、この「ふくまろ」は、今後発売される富士通パソコンには全て搭載される予定。

ノートパソコンに実装されたなら、それはもう既にスマートスピーカーといえよう。

ふくまろの運命や如何に!?

デスクトップパソコンはオワコン?

あえてスマートスピーカーではなく、スマートスピーカーのような機能を兼ね備えた、デスクトップパソコンで切り込んできた富士通。

はてさて命運はいかに?

ひとつ明らかなことは、富士通の目指す「家庭用パソコン」という家電のジャンルは、既にオワコンであるということ。

これまで、1家に1台あった「家族用のパソコン」は、各自が持つスマフォにポジションを奪われ、デスクトップパソコンの存在価値は、ゲーム、またはディープな趣味や研究、若しくは仮想通貨のマイニングとなっている。

デスクトップパソコンとしての勝負の仕方がそもそも間違っている・・・というのが、私的な感想だ。

なによりも・・・

こんな、パソコンとしても、スマートスピーカーとしても、テレビとしても中途半端なマシンが、現行のiMacより値段が高ぇ、というのがおかしなハナシである。

せめて¥98,000−くらいで作るべきだ。

ふくまろはどうしたら・・・?

富士通の新型パソコン「ESPROMO FH90/B3」が売れないのは明らかであるが、生み出された人工知能「ふくまろ」は、どうなってしまうのか?

以前、携帯電話の時代に、東芝と富士通から発売される携帯電話の待ち受けキャラとして「くーまん」なるものがいた。

携帯電話の待ち受け画面上でウロウロして、吹き出しで色々と喋るキャラクターだ。

この「くーまん」特に、人工知能が搭載されているとか、コンシェルジュ的な機能があるとか、そういうものはないが、ユーザーからかなり愛される存在であった。

2003年の初登場から、現在はAndroidスマフォのアプリとして継続して存在しており、携帯およびスマフォ界の、隠れた人気キャラクターである。

くーまんが、ここまで愛される理由は、なんといっても「いつも顔を合わせている」存在だからであろう。

携帯電話をパカっと開けば、このマヌケ面が、なんの苦労もなく、のほほんとコチラを見つめているのである。この曇りのない瞳に、荒んだ心を癒やされた人は少なくないと思われる。

くーまんと同じく、富士通に商標登録されている「ふくまろ」も、今後同じような運命を辿るような気がする。

スマフォの生活密着型AIアプリとして、ふくまろが登場する日は、そんなに遠くはないだろう。

素直にスマートスピーカーを出せば・・・?

最後にだが、富士通は頑なにデスクトップパソコン市場での勝負をかけるのも構わないが、ふくまろを使ってのスマートスピーカー産業にも、進出してみればよいのではと思う。

この記事の巻頭にも使った下の写真、

これが、スマートスピーカーじゃダメなのだろうか?

正直なところ、この写真を最初に見たとき「キャラクター型のスマートスピーカー」だと思ったが、どうにも唯のヌイグルミのようだ。

現行他社のスマートスピーカーが、つるつるテカテカしたものばかりなので、差別化として、布地の肌さわりの良いスマートスピーカーとして、ふくまろを商品化したほうが良くないだろうか?

特に胸元の「福」の文字は、リビングに馴染む。拝みたくなるデザインだ。

これで¥8,000−を切れれば、スペック的に廉価スマートスピーカーだとしても、20代女性を中心に、高齢者層にも人気が出ると思われる。

「福」の文字のチカラは偉大だ。

いかがであろう?

 

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