吉良吉影 ネクタイ:ハロウィンでコスプレしつつも静かに暮らしたいあなたへ

吉良吉影 ネクタイ:ハロウィンでコスプレしつつも静かに暮らしたいあなたへ


ハロウィンを静かに暮らしたい独身男性へ

10月31日「ハロウィン」

自分語りをしてしまうが、このイベント、独身になる前は楽しいものであった。

多くは語らないが、まさに家族ぐるみで「HAPPY HALLOWEEN」お祭り騒ぎであった。



が。

妻と別れ独身となり、子供たちも私の元から巣立ち、完全に孤立してしまうとなんとも寂しい。

仕事柄、ハロウィン関係のイベントを企画したり、スタッフに着せる衣装を選んだりなど、期間中、周りからハロウィンを満喫しているかのように見えるだろうが、まったくそんなことはない。

出来ることなら「静かに暮らしたい」のである。

ハロウィンを楽しむ若者たちを見ると、フタをしたはずの記憶が蘇る。

戻りたくても戻れない時間。取り戻せないぬくもり。

だが・・・世間はそんなことお構いなしで、ハロウィンの喧騒はやがて訪れる。

消したつもりでも「過去」というものは、人間の真の平和をがんじがらめにする。

吉良吉影 ネクタイ KIRA’s tie

ハロウィンを少しだけ楽しみつつ華麗にスルーするために

ハロウィン当日、いくら平穏に暮らそうと思っていても「仮装」をしなければいけないような状況が訪れることがある。

「あしたは全員コスプレして仕事すること」

なんて、パワハラなのだが賛成多数のためパワハラにならないパワハラが職場でしばしば起こることもある。

そんな時、如何にして乗り切るか?

さり気なくコスプレ

いつものスタイルにワンポイントだけ加えてやり過ごす。

これがイチバン乗り切りやすい方法だ。

吉良吉影という愛される「悪役」

「吉良吉影(きらよしかげ)」というキャラクターは、大ヒット漫画・アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 第四部 ダイヤモンドは砕けない」に登場する、物語最悪の「ボスキャラ」だ。

「美しい女性の手を見ると殺してから手を切り離して持ち歩く」

サイコパスな性(さが)を生まれつき持ってしまったため、誰にも気付かれないよう定期的に殺人を繰り返す危険人物。

一般の無害なサラリーマンとして社会に溶け込み、争いを好まず、出世を好まず、金銭欲もない。

誰にも意識されず、ひっそりこっそりと暮らし、時折殺人を犯しては自分の生まれ持ったサガを鎮静させる。

殺人鬼という設定ながら、どこか現代の社会人が共感できる行動や言動に、吉良吉影のファンはたいへん多く、作中トップクラスの人気を誇っている。

また、作者の「荒木飛呂彦」自身もたいへん気に入っており、彼を主人公とした短編の執筆を行ったり、現在連載中の第8部「ジョジョリオン」に、容姿は大きく変わっているが再登場させたりしている。

平穏な生活をハロウィンに

ハロウィン当日、いくら平穏に暮らそうと思っていても「仮装」をしなければいけないような状況が訪れることがある。

そんなときに、さりげなく「吉良吉影」のネクタイを締めておく。

角の生えたカチューシャをつけた女性社員が近づいてきて、一言。

「あれ〜◯◯さん、ハロウィンだってのにコスプレしないんですか?? せっかくのハロウィンなのに!!」

彼女の手には「ネコ耳」のカチューシャが握られている。こちらの答え方次第で、すかさず自分につけるつもりだろう。

せっかくのハロウィンをダイソーで揃えたジョークグッズでエンジョイできるような人間の安い言葉に慌てることはない。

一呼吸おいてから、襟元を正し。

「やれやれ・・・みんな、なかなか気付いてくれないんだから・・・」

と、胸元のネクタイを見せる。

スーツはどんな色だろうと関係ない。荒木飛呂彦のキャラクターに決まった彩色設定はなく話数によってコロコロ変わる。

黒のスーツを着てようが、紺のスーツを着てようが、ネクタイを締めているだけで既に吉良吉影のコスプレは完成しているのだ。

それ故、新たにネコ耳カチューシャのような小道具をつけられる心配もない。

無事、平穏にハロウィンをやり過ごせるというものだ。



女性社員がジョジョファンだった、なんてディ・モールト・ペネな場合、吉良吉影のネクタイを締めている独身男の心中は、自ずと察してくれるはず。クールに去ってくれるだろう。

「これで今夜も・・・くつろいで熟睡できるな」

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