多摩市:多摩市長選挙に人工知能【AI】出馬「松田みちひと(44)無所属」

多摩市:多摩市長選挙に人工知能【AI】出馬「松田みちひと(44)無所属」


東京都多摩市市長選

舞台は東京都多摩市

人口約150万人、東京都の郊外である多摩市。

都心のベッドタウンである多摩ニュータウンを丘陵部に構え、自然と都会が融和した人気のある街だ。



ゲンダイネットが作成した「揺れに強い東京の街ランキング」では、堂々の1位。

ゆったりと、安心した都会での生活を送りたいなら、多摩市はベストといってもよいだろう。

そんな多摩市は、前市長である阿部裕行の任期満了に伴い、4月8日に新市長選が告示された。

主役は1973年生まれの現役会社員

多摩市市長選に立候補を届けたのは、松田道人氏(44)現職の阿部裕行氏(62)元会社員の新人、高橋俊彦氏(79)の無所属3人。

今回とりあげる「松田道人」は、4年前の市長選でも立候補をしている。

前回の公約としては、

・65才以上の市内タクシー代を一部助成

・小学4年〜中学3年の塾代を月2万円補助

・せいせき多摩川花火大会を再開

と、高齢者に対してのケアから、子供の教育、そして地域の活性化を掲げて、選挙に挑んだが、惜しくも落選。

今回2018年度の市長選に、再度挑戦した。

AI市長候補の誕生

「人工知能が多摩市を変える」

松田道人あらため「松田みちひと」が、今回の市長選で掲げた公約にはこう書かれていた。

・AIを駆使する若い市長の手で公明正大な市政を。

・しがらみのない公正な政治を行います。

・未来に向けた施策をスピードを持って実行します。

・情報を蓄積しノウハウを貯め、次世代につなげて行きます。

前回は、かなり地域密着型な公約内容であったが、今回は「AIによる市政の公平化」を前面に押し出したスタイル。

写真も、自分の顔画像ではなく「※画像はイメージです」と注釈を入れた上での女性型ロボット画像。

元Google日本法人代表取締役であり「豊の国かぼす」特命大使でもある「村上憲郎」からの推薦状も。

ツイッターでは

2018年4月11日7時台のツイート

現職の阿部市長はまだ朝の7時なのに公職選挙法違反までしてがんばってます。その姿勢は見習いたいと思います。

松田みちひと、なかなか攻撃的なお人のようだ。

投票および開票は4月15日

個人的な感想として。

ポスターにいちばん大きく書かれている「人工知能が多摩市を変える」というキャッチコピーが攻撃的で、反感を買いそうである。

現在の日本においては、人工知能が人間に友好的であるというイメージは大きくない。

むしろ、注目されるのは「人工知能によって職が奪われる」というネガティブなイメージ。

このキャッチコピーで、高齢者の方たちは「人工知能ロボットに街を占領されてしまうのでは!?」なんて怖い想像をしてしまう可能性もありうる。

もうひとつ。

公約、スローガンとして、大きく「AIによる市政の公平化」を謳っているが、それがどれだけ市民に響くかが疑問。

前職の阿部裕行が、ワイロ献金等や、公的文書の改ざんなどからの辞任ならば「公平化」というワードは、そこそこ市民へ伝わるであろうが、安倍裕行は任期満了での退任。市民が「AIによる公平化」を望んでいるのかが疑問視される。



ただ、市政に人工知能(AI)の導入は、大いに賛成である。

公共事業の予算組みにおいて、市民の満足度に焦点をおいての機械学習を行うことで、効率的な予算整備を行うことが可能と思われる。

どれほどのレベルの人工知能を使用するかは定かではないが、チャットボットレベルの人工知能の利用で、市民のリアルな声を集めることも可能であろう。

今回、多摩市の市長選に立候補した、松田みちひと以外の2名は「パルテノン多摩」という多摩市のシンボルともいえる文化複合施設について「是か非か」意見が真っ二つに分かれている。

この問題について、投票日である15日までに、松田みちひと側のAIからの回答が提言され、その内容が市民の意見と噛み合うのであれば、この選挙はおもしろい方向に動いていくのではないかと思われるが・・・?

15日の開票が、たのしみである。

多摩市民のみなさま、前回の市長選は過去最悪の投票率だったようで。

今回は是非とも、投票を忘れずに。