NEC:高精度の未来予測「予測分析自動化技術」3つの特徴

NEC:高精度の未来予測「予測分析自動化技術」3つの特徴


NECの「予測分析自動化技術」

最先端AI技術群「NEC the WISE」

NECは、最先端AI技術群「NEC the WISE」の1つとして、「予測分析自動化技術」を開発した。

予測分析自動化技術は、業務システムで幅広く使われるリレーショナルデータベース(事前に定義された、関連があるデータ項目の集合体)での、大規模データ予測分析プロセス全体を、完全自動化する



これまでのデータ分析は「過去に何が起こったのか」を可視化することが主だった。

だが、現在多くの企業が経営課題に挙げているのは、デジタル化によって得られるビッグデータを「未来予測」に活用することだ。

NEC the WISE の技術群のひとつである「予測分析自動化技術」は、国内の多くの企業で導入が進んでいる。

その予測分析自動化技術には、大きく3つの特徴があげられる。

「予測設計の自動化」「特徴量の設計の自動化」「ホワイトボックス化」だ。

予測分析自動化技術 3つの特徴

予測設計&特徴量の設計の自動化

長年、人間でなければ不可能とされていた領域に、NEC the WISEの人工知能は到達しようとしている。

それが「特徴量の設計」である。

特徴量とは、過去の顧客の行動や、商品の売れ行きといった、機械学習に入力する変数のこと。

なぜ、これが人間にしかできないかというと、有効な変数を決めるためには、ビジネスのコンテキスト(文脈)が必要となるためである。

これは、企業ごと、部門ごとに、各セクションの「さじ加減」や「センス」「相見積」が必要となるもの。

これまでは人工知能の機械学習において、人間が入力をしていた「特徴量」を、人工知能(AI)が代理で行う。

この特徴量の設計は、長きにわたりデータサイエンティストを悩ませ、手間と時間を費やす原因となっていたが、NEC the WISE の予測分析自動化技術での自動化により、圧倒的な作業時間の効率化を図ることができる。

これが、3つの特徴のうちの2つである「予測設計の自動化」と「特徴量の設計の自動化」である。

ホワイトボックス化

もうひとつの特徴である「ホワイトボックス化」

簡単に述べると「AIがなぜその結果を導いたのかの理由が明確になる」というものである。

NECの技術陣は、分析結果をビジネスで活用する以上、「導き出した過程や理由は人間が理解できる状態で可視化されるべき」というポリシーを持っている。

理由がブラックボックスでわからなかったり、機械にしか理解できない状態で表示されたりするのでは、ビジネスアクションにつなげることは困難だからと考えている。

NEC the WISE の顧客のひとつである「三井住友銀行」は、複数のデータサイエンティストからなるプロジェクト体制をとり、1つのテーマの分析を2〜3カ月もの時間をかけて行っていた。

しかし、そのスパンでは、刻々と変化する顧客のニーズを十分にとらえることができないという問題に直面していた。

三井住友銀行が、予測分析自動化技術を試験的に導入したところ、たった1日で作成された予測モデルが、従来と同等か、それ以上の精度で実現できた。

その結果から、三井住友フィナンシャルグループでの活用を進め「予測分析自動化技術」を使い、既に数十件のモデルを実用化している。

リリースは2018年上期

これからの経営戦略の強力な武器になること間違いなしの「NEC the WISE」の「予測分析自動化技術」

リリースは2018年上期を目指して準備中とのこと。


データ分析に関する高度なスキルがなくても、短時間に熟練データサイエンティストと、同等以上の精度で予測分析が可能になる、この技術。

国内企業に広く活用されれば、先進のICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していくことができるだろう。