Panasonic・大和ハウスがスマートスピーカー事業に参入「日本の住宅が変わる」

Panasonic・大和ハウスがスマートスピーカー事業に参入「日本の住宅が変わる」


アメリカと日本でのスマートスピーカー事情

アメリカでは既に人口の30%以上がスマートスピーカーを所有している。

同時に住宅設備や家電もそれに対応し、スマートスピーカーに声をかけるだけで照明のONやOFFが出来たり、風呂の追い焚きが出来たりしている。

「スマートスピーカー? 大掛かりな目覚まし時計でしょ?」

ではないのだ。

それに対して日本国内での所有率はわずか2.5%

また、今後購入を考えている割合も15%に満たない状況である。

それほどの数字に収まってしまっている理由は、現状販売されている住宅をはじめ、家電等が、スマートスピーカーに対応しきれていないということが挙げられるだろう。

それを解決すべく、国内の大手電機メーカーと住宅メーカーが、スマートスピーカーへの参入に名乗りでた。

パナソニック、大和ハウスだ。

節電の最効率化に勤しむパナソニック

パナソニックは今年2018年度中に、太陽光発電と家電を接続し、節電を効率よく行える、家庭用エネルギーシステム「HEMS(ヘムス)」の新製品を3月に発売予定。

HEMSは各社のスマートスピーカーに対応する予定。

例えばではあるが、夏にエアコンをガンガン入れてるときに、スマートスピーカーから、

「節電と健康のために、エアコンの設定温度を少し上げませんか?」

なんてアドバイスが流れるのだ。

実際、節電を行おうとするのであれば、電力の「見える化」は必須。

財布の中身を確認し、飲みに行くのか行かないかと考えるように、現状での電気使用量が把握できるのは、効率よく電力消費を行う近道だ。

更にはスマートスピーカーによる人工知能からのアドバイスが入れば、家庭においての節電は、ほぼパーフェクトなものになるといえよう。



住宅最大手が切り込む次の一手

続いて、大和ハウスは、スマートスピーカーを取り組んだモデルハウスを発表。

「ダイワコレクト」と呼ばれるプロジェクトで、家事の効率化や、健康管理、防犯、余暇・エンターテイメントの充実を図っていく。

概要としては、スマートスピーカーを中心に、さまざまなデバイスを用いることで、生活環境の整備を行っていくことが目的。

例えばではあるが、朝起きて洗面台の前に立つと、床にあるセンサーが、体重や体温、心拍数を測る。

洗面台には識別センサーのカメラがあり、表情や顔色の情報をキャッチ。

それらのデータから、朝に食べるべき朝食のメニューが、冷蔵庫のなかにある食材を元に決められる。

朝食の献立がスマートスピーカーから発表され、リビングのテレビにはその作り方の動画が再生される。

そのようなライフシーンが、ダイワコレクトにより生み出されようとしている。